あんさんぶるであるとあるで草刈麻紀(3) ― 2008/07/15 10:00
「100万回生きたねこ」
(佐野洋子 作・絵/講談社)
1977年第1刷というから30年以上前に書かれた絵本ですが、30年間ずっと本屋で平積みになっているような気がします。読んだ後に「うう~~む」とうなってしまうような絵本です。
著者の佐野洋子さんのことはとてもこのブログでは語りきれないほど、好きだし思うことがあふれる位あって、ちょっと無理・・・
ですが、たくさんの著作の中でも「100万回生きたねこ」はいつか何かの形で音楽と絡めたことをしてみたい、とずっと前から考えていました。
今回「せんくら」の2つの公演枠を頂いて、自由に使って良いという寛大なプロデューサーのお言葉に、アイデアを絞りに絞って正直苦しくてもう何も出ないと思った時に、ポッとハチャトリアンの音楽に結びつきました。こういう時に感じる「縁」のようなものを私は大事にしています。
さて私はこれは大人の絵本だと思ったのですが、この本は間違いなく子供も好きです。思うことは違っても、大人にとって心に残る絵本であり、子供にとっても面白いという「ほんもの」の風格がこの本にはあります。
(佐野洋子 作・絵/講談社)
1977年第1刷というから30年以上前に書かれた絵本ですが、30年間ずっと本屋で平積みになっているような気がします。読んだ後に「うう~~む」とうなってしまうような絵本です。
著者の佐野洋子さんのことはとてもこのブログでは語りきれないほど、好きだし思うことがあふれる位あって、ちょっと無理・・・
ですが、たくさんの著作の中でも「100万回生きたねこ」はいつか何かの形で音楽と絡めたことをしてみたい、とずっと前から考えていました。
今回「せんくら」の2つの公演枠を頂いて、自由に使って良いという寛大なプロデューサーのお言葉に、アイデアを絞りに絞って正直苦しくてもう何も出ないと思った時に、ポッとハチャトリアンの音楽に結びつきました。こういう時に感じる「縁」のようなものを私は大事にしています。
さて私はこれは大人の絵本だと思ったのですが、この本は間違いなく子供も好きです。思うことは違っても、大人にとって心に残る絵本であり、子供にとっても面白いという「ほんもの」の風格がこの本にはあります。
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