松山冴花(3)2008/08/26 09:18

「京都」

去年6月、私が日本でコンサートがある時ちょうど相棒Lの1週間の夏休みとガッチャンコしたので日本まで遊びに来てもらいました。

京都のお寺ほぼ全部みてくったくたにつかれて夜ご飯探しに外に出て行くのもいやだったのでその夜1泊した旅館内の鉄板焼き屋さんへ。その時は期間限定のコース料理だと世界の塩が一緒についてくると言うので意味解らんけど即オーケー。

私の好物、お酒以外は塩なんです。(かわいそうな肝臓)

ワインを頼みちょっとした所で8種類のお塩が高そうな器で登場。きれいな色のお塩。キラキラ輝いたピンク色やら透き通った白やら色々でこっちはLを忘れてお塩にウットリ。ウェイターさんが一つ一つ丁寧に説明してくれて私は一生懸命塩の名前を覚えようとするが日頃頭使ってないのでムダムダ。

“こちらのお塩は地中海のナンタラカンタラ。そちらのお塩はフランスからのホニャラカ...”

ウェイターさんのお塩の子守唄をワインを飲みながら聞き過ごす。

“最後になりますこちらのお塩はアメリカからのモートン塩でございます。”

...ハァッ?

モートン塩??

ちょっと待って。あのモートン塩?あの私のアパートの隣にあるスーパーで一番安い塩?時々セールで1.5kg=100円で売ってるあのモートン塩?

...まあ、世界の塩には違いがないんだけど...そう、高そうな器に入れて来たらモートン塩も立派に見えるのね...

結局そのディナーから覚えてる塩の名前は隣のスーパーでいつもみるモートン塩。

ナサケナイ。