雄倉恵子(6)2008/08/15 10:31

シューベルトのピアノ・ソナタ 第16番イ短調 D845 は「のだめカンタービレ」で取り上げられるまでは、ほとんど全く知られていなかった作品と言ってよいと思います。

全体にそれほど知られていないシューベルトのピアノソナタのなかで、更に地味なこの曲がなぜ「のだめ」さんがお弾きになる事になったかは知る由もありませんが、「のだめカンタービレ」で扱われる諸曲のなかでもこの曲は人気のようです。

確か、昔ポリーニが突然この曲を録音した事がありましたから、この曲は突然掘り起こされる運命にあったのかもしれません。

ずっとさらっていても、飽きることが無い種類の音楽で、何かはあるのだと思います。より後期の天上の音楽に行く直前の地上と天上の中くらいのところ の音楽で、それを面白いとおっしゃる「のだめ」ファンの皆様の感覚はさすがと思わざるをえません。

ゲオルク・フリードリヒ・シェンク(6)2008/08/15 10:34

初日にシェンク氏をご紹介した際にも少し触れましたが、彼は教授として多くの優秀な音楽家を育て上げています。
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4.)Sie haben eine sehr erfolgreiche Klavierklasse an Ihrer Hochschule. Unterrichten Sie gern?
シェンクさんのピアノクラスには非常に優秀な人が多いと伺っていますが、教えることは好きですか? 

答え:Ja.  はい。
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シェンクさんしかり、御喜さんしかり、生徒を我が子のように可愛がって愛情を注ぐ姿勢にはいつも感嘆させられます。
ぎっくり腰の痛みの中、愛弟子のコンチェルトを聴きに行く先生はそういらっしゃるものではありません!
(参考:http://mie-miki.asablo.jp/blog/2008/04/20/3240092

マネージャー 竹島愛弓