松山冴花(6) ― 2008/08/29 09:28
「タマゴ大好き」
文字通りでございます。玉子大好きなんです.
日本に居た時は玉子かけよく食べてました。アメリカに来てからはサルモネラ菌やらなんたらで生は危ないってゆうのであまり食べられなくて。3万個につき1個の割合で危ないみたいです。
でもロシアン*ルーレットみたいな感じで時々生食べてます。
私が小さいころ、玉子かけがそれはそれは大好きでほとんど毎日食べてました。父が私の卵好きをおもしろがってました。私が確か3、4歳のころ、夜ご飯に卵かけを食べた後父が私をお風呂に入らせようとしました。私をちょっこり洗面台にのせてお風呂に入る準備をしてたら父、鏡みて
“うわっ、さえちゃん、さえちゃんの背中に羽はえてるで!”
そのドうそをまんまると信じて私はピーピー泣きまくり。鏡がちょうどいい具合に曇ってたせいか本当に背中に翼が付いてるように見えたんです。
私をからかうのは父の特技/趣味。時々物陰に隠れて
“ゥ---...ワッ!!”
このチビはめっちゃびっくりして小さいのに腰抜けてピーピー泣く。私が泣いても彼は動揺せず、ついでに兄キもつられてカラカラ笑ってる。こっちはさらに腹が立ってもっとピーピー 。
こうゆう思い出を相棒Lに語ると、
“おもしろいお父さんだったんだね。サエカ、可愛かったんだねぇ。”
はぃ?過去形?
“...?アッ、イヤッ、今でも可愛いよ。”
ふんっ、おそいわ。
“でも昔からよく泣いてたんだねぇ。”
ほんとに。どうにかならない?この泣き虫症。
文字通りでございます。玉子大好きなんです.
日本に居た時は玉子かけよく食べてました。アメリカに来てからはサルモネラ菌やらなんたらで生は危ないってゆうのであまり食べられなくて。3万個につき1個の割合で危ないみたいです。
でもロシアン*ルーレットみたいな感じで時々生食べてます。
私が小さいころ、玉子かけがそれはそれは大好きでほとんど毎日食べてました。父が私の卵好きをおもしろがってました。私が確か3、4歳のころ、夜ご飯に卵かけを食べた後父が私をお風呂に入らせようとしました。私をちょっこり洗面台にのせてお風呂に入る準備をしてたら父、鏡みて
“うわっ、さえちゃん、さえちゃんの背中に羽はえてるで!”
そのドうそをまんまると信じて私はピーピー泣きまくり。鏡がちょうどいい具合に曇ってたせいか本当に背中に翼が付いてるように見えたんです。
私をからかうのは父の特技/趣味。時々物陰に隠れて
“ゥ---...ワッ!!”
このチビはめっちゃびっくりして小さいのに腰抜けてピーピー泣く。私が泣いても彼は動揺せず、ついでに兄キもつられてカラカラ笑ってる。こっちはさらに腹が立ってもっとピーピー 。
こうゆう思い出を相棒Lに語ると、
“おもしろいお父さんだったんだね。サエカ、可愛かったんだねぇ。”
はぃ?過去形?
“...?アッ、イヤッ、今でも可愛いよ。”
ふんっ、おそいわ。
“でも昔からよく泣いてたんだねぇ。”
ほんとに。どうにかならない?この泣き虫症。
松山冴花(5) ― 2008/08/28 09:11
「ビンボー症第2弾」
日本行く時はいつもコーチクラス。
でも今年1月、アップグレードされた。
ビジネスクラスに。
生まれて初めての国際便ビジネスクラス。
“マツヤマサエカ様、***のチケットカウンターまでお越し下さい。”
はいはい、なんでしょう。ヴァイオリン引きずってトレパン、トンボ眼鏡、運動靴姿でヒョコヒョコときれいなお姉さんがいるカウンターヘ。
“申し訳ございません、当便フルでございましてビジネスクラスに移動させてもらってもよろしいでございますか?”
えっ?‘申し訳ございません’ ?‘させてもらっても’?
この貧乏人生の中で最も美しい言葉。もしいつかプロポーズされてもこれには及びないだろう。
はいっ!ありがとうございます!深々とお礼。ほとんど土下座。
すぐ母に電話。
私:お母さん、アップグレードされたよ!ビジネスに!!
母:それはそれは!私なんて昔働いてた時にはよくアップグレードされたのよ、ファーストクラスに!あんたのお兄ちゃんも2歳の時にお母さんと一緒にアップグレードされたし!
...なんやとぅ?アニキがファーストクラスゥ?
関係ない関係ない、トレパン姿でビジネスクラスへ向かう。
座ったらすぐさま、“マツヤマ様、シャンパンでございます。”
飛行機の中で名前で呼ばれたのは初めて。ちょっと心臓バクバク。数分経つと、
“マツヤマ様、お食事の飲み物はどういたしましょうか?ホワイトワインに...”
あああ”ーっ!幸せーっ!(ド馬鹿)
食事終わったら今度は寝る時間(単純)。その前に椅子にはボタンがいっぱいあるから押しまくって遊ぶ(幼稚)。そしたら座ってる椅子が平べったく。コーチとは全然違う。
もう有頂天で横になって幸せ気分に浸りまくり。
...でも...あら?
もう30分経過したのに全然眠れない。
もうちょっと踏ん張ってみる。
ダメ。
そう。この貧乏性は興奮して全然眠りにつけない。
この状態NYから東京に着くまで続く。
東京に着いた頃には一睡もしてなくて普段よりもボケてる。
やっぱり私はコーチ派?
日本行く時はいつもコーチクラス。
でも今年1月、アップグレードされた。
ビジネスクラスに。
生まれて初めての国際便ビジネスクラス。
“マツヤマサエカ様、***のチケットカウンターまでお越し下さい。”
はいはい、なんでしょう。ヴァイオリン引きずってトレパン、トンボ眼鏡、運動靴姿でヒョコヒョコときれいなお姉さんがいるカウンターヘ。
“申し訳ございません、当便フルでございましてビジネスクラスに移動させてもらってもよろしいでございますか?”
えっ?‘申し訳ございません’ ?‘させてもらっても’?
この貧乏人生の中で最も美しい言葉。もしいつかプロポーズされてもこれには及びないだろう。
はいっ!ありがとうございます!深々とお礼。ほとんど土下座。
すぐ母に電話。
私:お母さん、アップグレードされたよ!ビジネスに!!
母:それはそれは!私なんて昔働いてた時にはよくアップグレードされたのよ、ファーストクラスに!あんたのお兄ちゃんも2歳の時にお母さんと一緒にアップグレードされたし!
...なんやとぅ?アニキがファーストクラスゥ?
関係ない関係ない、トレパン姿でビジネスクラスへ向かう。
座ったらすぐさま、“マツヤマ様、シャンパンでございます。”
飛行機の中で名前で呼ばれたのは初めて。ちょっと心臓バクバク。数分経つと、
“マツヤマ様、お食事の飲み物はどういたしましょうか?ホワイトワインに...”
あああ”ーっ!幸せーっ!(ド馬鹿)
食事終わったら今度は寝る時間(単純)。その前に椅子にはボタンがいっぱいあるから押しまくって遊ぶ(幼稚)。そしたら座ってる椅子が平べったく。コーチとは全然違う。
もう有頂天で横になって幸せ気分に浸りまくり。
...でも...あら?
もう30分経過したのに全然眠れない。
もうちょっと踏ん張ってみる。
ダメ。
そう。この貧乏性は興奮して全然眠りにつけない。
この状態NYから東京に着くまで続く。
東京に着いた頃には一睡もしてなくて普段よりもボケてる。
やっぱり私はコーチ派?
松山冴花(4) ― 2008/08/27 09:03
「ビンボー症」
日本にこの2年程よく行くためマイルがたまり今年やっとステータスがアップグレードされました。
生まれて初めての空港のラウンジ入り。
入った瞬間から感動しまくり。
ソーダ、ただ。おにぎり、ただ。クッキー、ただ。ポテチ、ただ。なにもかも、ただ。
その上、オープンバー。
色々なトップクラスのお酒が並んでる。
...天国?
飛び立つ日は空港についたらママに決まっての電話。でも興奮して呂律が回らない。
私:お母さん、凄いよラウンジ、めちゃ凄いよ!なにもかもフリーよ!お酒も!
母:大丈夫?飛行機落ちるんじゃない?
私が使う航空会社の日本行きの飛行機は朝早いのでお酒は飲まなかったものの他のただ物はバッグに直行。
得る物は得る。
スーツ着たビジネスマンの前でこのトレパン着きはビンボー症まるだし。
バッグパンパン。
...オモイ...
何が悪い?飛行賃高いんだ。
数日後、NYのアパートへ戻ってくると相棒Lが迎えてくれる。
L:おかえり。疲れたろ?
私:うん。はい、おみやげ。
L:(旅で崩れたラウンジからのただのクッキー見て)...はぁ...ありがとう...
かわいそうなL。
松山冴花(3) ― 2008/08/26 09:18
「京都」
去年6月、私が日本でコンサートがある時ちょうど相棒Lの1週間の夏休みとガッチャンコしたので日本まで遊びに来てもらいました。
京都のお寺ほぼ全部みてくったくたにつかれて夜ご飯探しに外に出て行くのもいやだったのでその夜1泊した旅館内の鉄板焼き屋さんへ。その時は期間限定のコース料理だと世界の塩が一緒についてくると言うので意味解らんけど即オーケー。
私の好物、お酒以外は塩なんです。(かわいそうな肝臓)
ワインを頼みちょっとした所で8種類のお塩が高そうな器で登場。きれいな色のお塩。キラキラ輝いたピンク色やら透き通った白やら色々でこっちはLを忘れてお塩にウットリ。ウェイターさんが一つ一つ丁寧に説明してくれて私は一生懸命塩の名前を覚えようとするが日頃頭使ってないのでムダムダ。
“こちらのお塩は地中海のナンタラカンタラ。そちらのお塩はフランスからのホニャラカ...”
ウェイターさんのお塩の子守唄をワインを飲みながら聞き過ごす。
“最後になりますこちらのお塩はアメリカからのモートン塩でございます。”
...ハァッ?
モートン塩??
ちょっと待って。あのモートン塩?あの私のアパートの隣にあるスーパーで一番安い塩?時々セールで1.5kg=100円で売ってるあのモートン塩?
...まあ、世界の塩には違いがないんだけど...そう、高そうな器に入れて来たらモートン塩も立派に見えるのね...
結局そのディナーから覚えてる塩の名前は隣のスーパーでいつもみるモートン塩。
ナサケナイ。
去年6月、私が日本でコンサートがある時ちょうど相棒Lの1週間の夏休みとガッチャンコしたので日本まで遊びに来てもらいました。
京都のお寺ほぼ全部みてくったくたにつかれて夜ご飯探しに外に出て行くのもいやだったのでその夜1泊した旅館内の鉄板焼き屋さんへ。その時は期間限定のコース料理だと世界の塩が一緒についてくると言うので意味解らんけど即オーケー。
私の好物、お酒以外は塩なんです。(かわいそうな肝臓)
ワインを頼みちょっとした所で8種類のお塩が高そうな器で登場。きれいな色のお塩。キラキラ輝いたピンク色やら透き通った白やら色々でこっちはLを忘れてお塩にウットリ。ウェイターさんが一つ一つ丁寧に説明してくれて私は一生懸命塩の名前を覚えようとするが日頃頭使ってないのでムダムダ。
“こちらのお塩は地中海のナンタラカンタラ。そちらのお塩はフランスからのホニャラカ...”
ウェイターさんのお塩の子守唄をワインを飲みながら聞き過ごす。
“最後になりますこちらのお塩はアメリカからのモートン塩でございます。”
...ハァッ?
モートン塩??
ちょっと待って。あのモートン塩?あの私のアパートの隣にあるスーパーで一番安い塩?時々セールで1.5kg=100円で売ってるあのモートン塩?
...まあ、世界の塩には違いがないんだけど...そう、高そうな器に入れて来たらモートン塩も立派に見えるのね...
結局そのディナーから覚えてる塩の名前は隣のスーパーでいつもみるモートン塩。
ナサケナイ。
松山冴花(2) ― 2008/08/25 09:38
「相棒L」
“フットボール(アメリカン)が好きなんだ。”
相棒Lが私と付き合い始めて間もなく言った言葉です。
フムフム、納得。アメリカ人でフットボールが嫌いと言う人はまずあまりいないし彼が通った大学はフットボールで有名なN大学。
そりゃ好きな訳だ。
8月の終わりからカレッジフットボールのシーズンがスタートするのでLは母校を気にして彼の出来る範囲でTVにくぎずけ。ちなみに私は興味なし。でもそんなに母校を応援するなんてかわいいじゃん。と未熟な私は思う。
数日たってふとTVみると彼の母校じゃない。プロのフットボールみてるよ。
そうだった、Lは確かフットボールが好きって言ってたからそりゃあプロのんみるわな。応援チーム、彼はマサチューセツ州出身なのでNew England Patriots.
黙って時々一緒にみてたらPatriotsが試合してないときもテレビとコンピューターで他のチームのスコアみてる。兄さん、別のチームも応援してるん?って聞いたら、
“イヤ、ライバルの試合とか結果をみないと僕のチームがトップにいるかわからない。”
...あっ、そないですか。忙しいねぇ。
一緒に遊んでほしいけどせいぜいフットボールのシーズンは2月中旬のスーパーボールまで。それまでちょっとガマン。
フットボールのルールがさっぱり解らなかった私に対してLが哀れに思いルールを説明してくれ、2ヶ月たった11月頃、まあまあわかってきた所で彼が言った事は、
“サエカ、バスケのルールはわかるよね?”
ってTVのチャンネルを今度はバスケに。
...エッ?
“今年、N大学のバスケチーム調子いいんだよ。それにBoston Celticsも。一緒にみよう。”
はあ...まあ、調子いいんならねえ...ちょっとでも暇が出来た時はフットボールとバスケを見るのに人生かけてる。
で、4月に入って...
“ねえ、サエカ、去年Boston Red Sox(野球)が勝ったの知ってるよね?”
...なにを言うつもりだ?
“サエカはヤンキース応援してるよね。僕はレッドソックスだからお互いの試合見れるね。”
...オメェ...
確か兄さん、私と付き合い始めた時テレビでスポーツみるのはあまり好きじゃないと言うたぞ、と愚痴ると、
“うん、そうだよ。僕はスポーツ観るよりプレーする方が好きだと言ったんだ。”
...ヴッ...一本取られた...
結局1年中スポーツ命。Lのスポーツ好き異常じゃないの、と思ってたのも甘かった。Lの姉御さんと旦那さんもN大学出。今年までは姉御さん夫婦その大学の近くに住んでたのでLと一緒にN大学フットボールシーズン初の試合の為におじゃま。その試合は負けたけど私としてはフットボール観客デビューで印象的。試合の次の日、みんなで一緒になにするのかなあと幼稚な考えは私だけ。Lと姉御さん夫婦はどうして負けたのか前日録画した試合を見直し。
...
今、Lはゴルフを観ています。
...なんやねん。
“フットボール(アメリカン)が好きなんだ。”
相棒Lが私と付き合い始めて間もなく言った言葉です。
フムフム、納得。アメリカ人でフットボールが嫌いと言う人はまずあまりいないし彼が通った大学はフットボールで有名なN大学。
そりゃ好きな訳だ。
8月の終わりからカレッジフットボールのシーズンがスタートするのでLは母校を気にして彼の出来る範囲でTVにくぎずけ。ちなみに私は興味なし。でもそんなに母校を応援するなんてかわいいじゃん。と未熟な私は思う。
数日たってふとTVみると彼の母校じゃない。プロのフットボールみてるよ。
そうだった、Lは確かフットボールが好きって言ってたからそりゃあプロのんみるわな。応援チーム、彼はマサチューセツ州出身なのでNew England Patriots.
黙って時々一緒にみてたらPatriotsが試合してないときもテレビとコンピューターで他のチームのスコアみてる。兄さん、別のチームも応援してるん?って聞いたら、
“イヤ、ライバルの試合とか結果をみないと僕のチームがトップにいるかわからない。”
...あっ、そないですか。忙しいねぇ。
一緒に遊んでほしいけどせいぜいフットボールのシーズンは2月中旬のスーパーボールまで。それまでちょっとガマン。
フットボールのルールがさっぱり解らなかった私に対してLが哀れに思いルールを説明してくれ、2ヶ月たった11月頃、まあまあわかってきた所で彼が言った事は、
“サエカ、バスケのルールはわかるよね?”
ってTVのチャンネルを今度はバスケに。
...エッ?
“今年、N大学のバスケチーム調子いいんだよ。それにBoston Celticsも。一緒にみよう。”
はあ...まあ、調子いいんならねえ...ちょっとでも暇が出来た時はフットボールとバスケを見るのに人生かけてる。
で、4月に入って...
“ねえ、サエカ、去年Boston Red Sox(野球)が勝ったの知ってるよね?”
...なにを言うつもりだ?
“サエカはヤンキース応援してるよね。僕はレッドソックスだからお互いの試合見れるね。”
...オメェ...
確か兄さん、私と付き合い始めた時テレビでスポーツみるのはあまり好きじゃないと言うたぞ、と愚痴ると、
“うん、そうだよ。僕はスポーツ観るよりプレーする方が好きだと言ったんだ。”
...ヴッ...一本取られた...
結局1年中スポーツ命。Lのスポーツ好き異常じゃないの、と思ってたのも甘かった。Lの姉御さんと旦那さんもN大学出。今年までは姉御さん夫婦その大学の近くに住んでたのでLと一緒にN大学フットボールシーズン初の試合の為におじゃま。その試合は負けたけど私としてはフットボール観客デビューで印象的。試合の次の日、みんなで一緒になにするのかなあと幼稚な考えは私だけ。Lと姉御さん夫婦はどうして負けたのか前日録画した試合を見直し。
...
今、Lはゴルフを観ています。
...なんやねん。
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