せんくらブログ2008開始 ― 2008/05/01 00:00
せんくらブログ3年目の始まりです。4月1日に始まるんじゃなかったの?と思っていただける方、あなたは本当のせんくらマニアです。
確かに初年度と二年目は4月1日に始まりましたが、今年は苦し紛れのスタッフブログ(これが良いといってくださる超マニアの方もいらっしゃいましたが)はほどほどにして、5月13日(火)16:00に公式ホームページで内容発表があった翌週からは、お待ちかねの出演者週替わりエントリーになだれ込む、という方式にさせていただきました。
それまでは、短い期間ですが、凝縮された名文によるスタッフブログとなるはずです。
4月は転勤の季節。仙台市市民文化事業団や仙台市もご他聞に漏れず、かなりの転勤がありました。慣れたスタッフとのお別れは寂しいですが、人が変わることによる、否が応でも起きる変化はフェスティヴァルのようなものを続けていく上ではプラスの面もあります。このブログで新任の方のフレッシュな声も聞けるはずです。
出演者の方々も、3年目ともなると、最初からフル出場の方、2度目の方、初めての方と、バラケてくるので、せんくらへの取り組みもそのあたりで微妙に異なります。今まで2度の経験から、自分のやりたいこととせんくらの趣旨を考え合わせて練りに練った原案を提案してくださる方もいらっしゃれば、「一応は存在が知られてきたのでは?」というこちらの淡い期待を蹴散らすように「仙台でクラシックフェス?そんなのあるの?」といったとぼけた会話からすべてを始めたりと、実に多彩な展開になってきます。
ですから、結果的には初年度などよりははるかに突っ込んだ話し合いがなされた結果のプログラミングになっておりまして、皆様がコメント欄やらご自身のブログやらアンケートで書いてくださったことは直接に間接に随分と投影されているはずです。それが各回の深みにつながり、フェスティヴァル全体の品格になってくればいいのですが、そういう時に限って「何となくマンネリが感じられる」といったようなことにもなりがちなので、常に気は引き締めておくしかありません。
本番時はトークがあるとはいえ、結果としての音楽をお楽しみいただくことがメインとなります。このブログではそれに至る考え方や、特にこれまでせんくらに出演したことのある出演者のアプローチの変化など、読み取っていただければ、より楽しみは広がると思います。
フェスティヴァルは本番に至る経緯も含めてのものです。このブログやオフィシャルサイト、関連記事や番組などなどトータルでせんくらを味わっていただければ幸いです。
せんくら2008プロデューサー 平井洋
確かに初年度と二年目は4月1日に始まりましたが、今年は苦し紛れのスタッフブログ(これが良いといってくださる超マニアの方もいらっしゃいましたが)はほどほどにして、5月13日(火)16:00に公式ホームページで内容発表があった翌週からは、お待ちかねの出演者週替わりエントリーになだれ込む、という方式にさせていただきました。
それまでは、短い期間ですが、凝縮された名文によるスタッフブログとなるはずです。
4月は転勤の季節。仙台市市民文化事業団や仙台市もご他聞に漏れず、かなりの転勤がありました。慣れたスタッフとのお別れは寂しいですが、人が変わることによる、否が応でも起きる変化はフェスティヴァルのようなものを続けていく上ではプラスの面もあります。このブログで新任の方のフレッシュな声も聞けるはずです。
出演者の方々も、3年目ともなると、最初からフル出場の方、2度目の方、初めての方と、バラケてくるので、せんくらへの取り組みもそのあたりで微妙に異なります。今まで2度の経験から、自分のやりたいこととせんくらの趣旨を考え合わせて練りに練った原案を提案してくださる方もいらっしゃれば、「一応は存在が知られてきたのでは?」というこちらの淡い期待を蹴散らすように「仙台でクラシックフェス?そんなのあるの?」といったとぼけた会話からすべてを始めたりと、実に多彩な展開になってきます。
ですから、結果的には初年度などよりははるかに突っ込んだ話し合いがなされた結果のプログラミングになっておりまして、皆様がコメント欄やらご自身のブログやらアンケートで書いてくださったことは直接に間接に随分と投影されているはずです。それが各回の深みにつながり、フェスティヴァル全体の品格になってくればいいのですが、そういう時に限って「何となくマンネリが感じられる」といったようなことにもなりがちなので、常に気は引き締めておくしかありません。
本番時はトークがあるとはいえ、結果としての音楽をお楽しみいただくことがメインとなります。このブログではそれに至る考え方や、特にこれまでせんくらに出演したことのある出演者のアプローチの変化など、読み取っていただければ、より楽しみは広がると思います。
フェスティヴァルは本番に至る経緯も含めてのものです。このブログやオフィシャルサイト、関連記事や番組などなどトータルでせんくらを味わっていただければ幸いです。
せんくら2008プロデューサー 平井洋
心動かす「せんくら2008」への旅 ― 2008/05/02 09:10
コンサートに足繁く通うクラシック・ファンだけでなく、クラシック音楽に関心を持ち始めている方、ビギナーの方にも気軽に楽しんでいただける「仙台クラシックフェスティバル」。昨年は延べ4万3千人の方々にお越しいただきました。
今年の「せんくら2008」は10月11、12、13日。さらに盛り上がるものと期待しております。いくつかの中小規模ホールを使って、演奏家との距離を近くして、質の高い演奏を、多くの方に、カジュアルで安く(1000円)楽しんでいただく、という「せんくらスタイル」の101の珠玉のコンサートのほか、クラシックをテーマにした「食」のイベントなど、多彩なプログラムを準備しております。
今年は、全国からたくさんの方々を仙台・宮城にお招きしようと、秋にはデスティネーション観光キャンペーンの様々な催事も仙台市・宮城県を挙げて行われます。旅への期待は人それぞれですが、「見る」「食べる」に加えて、成熟時代の今、じわりじわりと大きくなってきたのは「心動かす何か」。「せんくら2008」仙台への旅は、きっとそのご期待に応えられるものになると存じます。
佐藤信夫(仙台クラシックフェスティバル実行委員会会長・仙台市市民文化事業団理事長)
今年の「せんくら2008」は10月11、12、13日。さらに盛り上がるものと期待しております。いくつかの中小規模ホールを使って、演奏家との距離を近くして、質の高い演奏を、多くの方に、カジュアルで安く(1000円)楽しんでいただく、という「せんくらスタイル」の101の珠玉のコンサートのほか、クラシックをテーマにした「食」のイベントなど、多彩なプログラムを準備しております。
今年は、全国からたくさんの方々を仙台・宮城にお招きしようと、秋にはデスティネーション観光キャンペーンの様々な催事も仙台市・宮城県を挙げて行われます。旅への期待は人それぞれですが、「見る」「食べる」に加えて、成熟時代の今、じわりじわりと大きくなってきたのは「心動かす何か」。「せんくら2008」仙台への旅は、きっとそのご期待に応えられるものになると存じます。
佐藤信夫(仙台クラシックフェスティバル実行委員会会長・仙台市市民文化事業団理事長)
温泉とクラシック音楽 ― 2008/05/03 07:36
仙台は桜の時期も過ぎ、日々新緑が勢いを増して清々しい好季節になってきました。ウキウキ、ワクワクのゴールデンウィークの最中。これからの季節は紅葉シーズンに負けず劣らず、温泉でゆったりとした時間を過ごすのにも絶好の季節です。仙台をはじめみちのくには、数多くの名湯や古湯があり、全国からも多くの方が訪れます。
温泉ファンの楽しみは、温泉そのものの風情や情緒を楽しむということはもちろんですが、そのほかに、その地域、その土地ならではの食べ物や郷土色豊かな料理をほうばるという楽しみもあります。
温泉と食べ物。そこに郷愁を誘うメロディアスな音楽があれば・・・もう最高です。何という贅沢な時空間でしょうか。休みの日には、いつもこんな感じで過ごせたらいいなあ、と思っています。現実はそう甘くないようですが。
よく近場の温泉に行った帰り道で、カーラジオから流れるクラシック音楽に心癒されることがあります。耳なじみのある聴き覚えのある曲であればあるほど聴き入ってしまいます。身体の芯まで癒される気分になり、何ともいえないほどにリラックスできる気分になります。
最近になって気づいたのですが、「温泉」と「クラシック音楽」は単体でもそれぞれに癒しの効果がありますが、この二つを組み合わせることで倍増するのではないか、ということです。
そうです。これから温泉に行くときはクラシック音楽のカセットやCDを友に出かけようと思っています。
この秋に3回目として行われる「せんくら」を友にして、仙台の温泉と旬の味覚を存分に味わってみてはいかがでしょうか。
せんくら事務局 庄司武夫
温泉ファンの楽しみは、温泉そのものの風情や情緒を楽しむということはもちろんですが、そのほかに、その地域、その土地ならではの食べ物や郷土色豊かな料理をほうばるという楽しみもあります。
温泉と食べ物。そこに郷愁を誘うメロディアスな音楽があれば・・・もう最高です。何という贅沢な時空間でしょうか。休みの日には、いつもこんな感じで過ごせたらいいなあ、と思っています。現実はそう甘くないようですが。
よく近場の温泉に行った帰り道で、カーラジオから流れるクラシック音楽に心癒されることがあります。耳なじみのある聴き覚えのある曲であればあるほど聴き入ってしまいます。身体の芯まで癒される気分になり、何ともいえないほどにリラックスできる気分になります。
最近になって気づいたのですが、「温泉」と「クラシック音楽」は単体でもそれぞれに癒しの効果がありますが、この二つを組み合わせることで倍増するのではないか、ということです。
そうです。これから温泉に行くときはクラシック音楽のカセットやCDを友に出かけようと思っています。
この秋に3回目として行われる「せんくら」を友にして、仙台の温泉と旬の味覚を存分に味わってみてはいかがでしょうか。
せんくら事務局 庄司武夫
今年もせんくらブログを、どうぞよろしくお願いします。 ― 2008/05/04 07:49
<ラ・フォル・ジュルネ金沢を見にきています>
2006から読んでくださっているあなた。
2007から読んでくださっているあなた。
そして、今年初めて読んでくださるあなた。
このブログを訪ねてきてくださって本当にありがとうございます。
せんくら事務局スタッフとして3回めの春を迎えました、仙台市市民文化事業団の高橋です。昨年に引き続き、今年もブログ管理人を務めさせていただきます。
事務局の中ではもはや古株(といってもわずか3年ですが)になってしまいましたが、あいかわらず新米のような気持ちと仕事ぶり(苦笑・・)で、悩みながらの日々です。
しかし、「人生の意義はComer,Amor,Cantar(食べる、愛する、歌う=音楽する)の3つで十分」を座右の銘に、皆様に楽しんでいただけるせんくら目指してがんばります。
どうぞよろしくお願いします。
高橋泰祐(せんくら事務局)
P.S.
昨日から、ラ・フォル・ジュルネ金沢「熱狂の日」音楽祭2008を見にきています。お客様の目線で「音楽祭」というものの楽しさすばらしさを実感させていただき、刺激と元気をいただいています。
2006から読んでくださっているあなた。
2007から読んでくださっているあなた。
そして、今年初めて読んでくださるあなた。
このブログを訪ねてきてくださって本当にありがとうございます。
せんくら事務局スタッフとして3回めの春を迎えました、仙台市市民文化事業団の高橋です。昨年に引き続き、今年もブログ管理人を務めさせていただきます。
事務局の中ではもはや古株(といってもわずか3年ですが)になってしまいましたが、あいかわらず新米のような気持ちと仕事ぶり(苦笑・・)で、悩みながらの日々です。
しかし、「人生の意義はComer,Amor,Cantar(食べる、愛する、歌う=音楽する)の3つで十分」を座右の銘に、皆様に楽しんでいただけるせんくら目指してがんばります。
どうぞよろしくお願いします。
高橋泰祐(せんくら事務局)
P.S.
昨日から、ラ・フォル・ジュルネ金沢「熱狂の日」音楽祭2008を見にきています。お客様の目線で「音楽祭」というものの楽しさすばらしさを実感させていただき、刺激と元気をいただいています。
Food&風土 ― 2008/05/05 07:26
昔から全国の方が言って下さる仙台の良さを表す言葉として「山も近く、海も近く、それぞれの食べ物もおいしくて…」という表現があります。一方で、仙台っ子の私たちは、素材がおいしいので、そのまま-例えば魚なら刺身で、野菜ならおひたしで-とあまり手を加えないで食べちゃうんだよな、などと仲間うちで“分析”し合ったものです。いわば素材を味わう風土とでも言うのでしょうか。
さて、私たちは、この仙台を音楽の盛んなまち「楽都」と呼んでいますが、活発な市民の音楽活動、国際・全国的な音楽イベントの数々、仙台フィルの存在、「楽都」は目指す都市のあり方にとどまらず、仙台にしっかりと根付いた新しい都市文化でもあります。
今回のせんくらでは、クラシック音楽をめぐる食べ物の「古典」に挑戦します。食べ物に深い思い入れを持つ作曲家は多いと言われています。彼等が何を食べていたか、を知り、味わい、想像することは音楽をよりよく知る機会でもあるからです。音楽という新しい都市文化とそれにちなむ数々の食べ物は、食をめぐる仙台の風土に新たな一ページを書き加えることにもなるのでは、とも考えています。ご期待下さい。
大澤 隆夫(仙台クラシックフェスティバル実行委員会 運営委員長)
さて、私たちは、この仙台を音楽の盛んなまち「楽都」と呼んでいますが、活発な市民の音楽活動、国際・全国的な音楽イベントの数々、仙台フィルの存在、「楽都」は目指す都市のあり方にとどまらず、仙台にしっかりと根付いた新しい都市文化でもあります。
今回のせんくらでは、クラシック音楽をめぐる食べ物の「古典」に挑戦します。食べ物に深い思い入れを持つ作曲家は多いと言われています。彼等が何を食べていたか、を知り、味わい、想像することは音楽をよりよく知る機会でもあるからです。音楽という新しい都市文化とそれにちなむ数々の食べ物は、食をめぐる仙台の風土に新たな一ページを書き加えることにもなるのでは、とも考えています。ご期待下さい。
大澤 隆夫(仙台クラシックフェスティバル実行委員会 運営委員長)
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