「せんくら2009」開催決定!2009/05/25 09:43

「せんくら2009」開催決定!

5月15日(金)より情報が公開となり、2009公式サイトも立ち上がりました!
もちろん、ブログも立ち上がりましたので、是非ご観覧ください♪
今年の「せんくら」も宜しくお願い致します!

◎せんくら2009公式サイト http://sencla.com

☆せんくらブログ2009 http://sencla2009.asablo.jp/blog/

せんくら事務局 曽根

ご愛読ありがとうございました。2008/10/26 00:00

2008年5月1日午前0時から開始し、ほぼ毎日更新してまいりました「せんくらブログ2008」ですが、本日をもちましていったん休止させていただきます。

今後は、少なくとも今年度いっぱいまでは閲覧可能ですし、事務局からときどき気まぐれに何かのお知らせなどを掲載させていただくこともあるかもしれませんが・・・連載は終了となります。

せんくらブログ2008、半年間お付き合いくださいまして、
本当にありがとうございました。

高橋泰祐(せんくら事務局)

心より感謝申し上げます2008/10/24 10:22

杜の都・仙台の秋の音楽イベント、「仙台クラシックフェスティバル2008」は、昨年を大きく上回る約4万人のお客様にご来場いただき、盛況のうちに3日間の日程を終えました。このイベントは今年で3回目。これまでは、101もの公演が連続・多発するプログラムに、ともすればお客様もスタッフも追いかけられるようでしたが、今回はそのような慌しさが和らぎ、イベントとしての成熟感が出てきました。主催者側として、多少の余裕をもってコンサートを巡っていただけるようスケジュールを工夫したこと、また公演の合間にくつろげるようなクラシック音楽にちなんだ飲食の会場も用意させていただいたことなども、少なからずお役に立ったかもしれません。ただ、それ以上に注目すべきは、お客様がそれぞれに楽しみ方を発見し、このイベントを自分のものにし始めた、ということです。「クラシックの垣根を低くする」というテーマで始まったこのイベントですが、すでにたくさんの方が垣根の中に入っているということでしょうか。思い思いに、楽しげに、そして心ゆくまでクラシック三昧をされている。そのような至福感が会場を包んでいたように思われました。
まずは、出演者の皆様、ボランティアの皆様、ご支援いただきました企業や関係者の皆様、そして何よりもご来場いただいた皆様に心より感謝を申し上げます。

佐藤信夫(仙台クラシックフェスティバル実行委員会会長・仙台市市民文化事業団理事長)

ホールの外の輝く声2008/10/23 09:44

ボランティアのみなさん、本当にご苦労さまでした。これまで以上に来場者、アーティストのみなさんに好評をいただきました。なかでも今回、ボランティアの“声”に不思議な感動を受けた、という感想を多くの方から寄せられました。ひとつは食とクラシックに参加していただいた明成高校のみなさんの呼び込み、もうひとつはコンサートホール担当のボランティアIさんの、特に3日目、午前中は出演したハープの早川りさこさんが午後には腱鞘炎のため出演できず、景山梨乃さんが代役となったことの説明がそれです。

いずれもマイクは使わず、生で、何度も一生懸命なアナウンスがなされていました。周囲にいる誰の耳にも届いているのですが、こうした時にありがちな音の暴力には決してならず、かえって来場された方をワクワク、ドキドキさせる活気を生み出していました。よく、コンサートではホールに入る前に期待感、昂揚感を醸成することの大切さが指摘されたりしますが、数多くのコンサートを同時開催するせんくらも同様です。ホールの外の輝く二つの声は、フェスティバルに欠かせない、熱っぽい、ライブな感覚を創り出す役割のひとつを担っていたのです。

大澤隆夫(運営委員長・仙台市市民文化事業団副理事長)

楽都への確かなあゆみ2008/10/22 11:28

今回も全国から多くのメディアの方が来場されました。皆さんが出演者のがんばり、ボランティアの温かさ、聴衆の雰囲気の良さなどを挙げ、他に例を見ない独自のフェスティバルに成長してきているとの高い評価をいただきました。なかでも印象深かったのは、コンクール、仙台フィル、「せんくら」との間に有機的な連携が生まれ、音楽都市を創り上げる運動体が成立しているのではないか、というご指摘です。確かに、コンクール入賞者や仙台フィルをはじめとする地元ゆかりの演奏家が、せんくらの大きな柱となっていることは注目すべき事実です。コンクール入賞者3人合わせて7つのコンサート、仙台フィルはソロや室内楽も含めて12のコンサート、いずれのチケットも売り出し早々完売するというたいへんな人気です。そして津田さんはハードスケジュールにもかかわらず、体調を崩した及川さんに代わって、仙台フィルとの演奏を成功させ、せんくらのピンチを救ってくださいました。一方市民は、せんくらの度にコンクール入賞者の成長に驚き、喜び、そしてさらに入賞者が出演する仙台フィルの演奏会に駆けつけます。入賞者にとって仙台はまさに“ふるさと”なのです。

入場料から演奏時間まで、あらゆる形でバリアーを低くするせんくらのシステムは、市民と音楽との出会いにとどまらず、演奏家と市民の出会い、演奏家とまちとの出会いをも生み出しているのです。つまりコンクール、仙台フィル、せんくらがひとつの大きな流れとなって、楽都への歩みを進めているというわけです。

さらには地下鉄をはじめさまざまな街角が音楽の場となり、初の試みであった食のコラボレーションも好評でした。音楽と都市と市民との関係の一段の深まりを改めて実感した次第です。

大澤隆夫(運営委員長・仙台市市民文化事業団副理事長)